ぎょうざの満州という名前は聞いたことがあったが、神奈川県民の僕にとってみると、いまいちピンとこない存在だった。
調布方面に車を走らせている時、聖蹟桜ヶ丘のあたりで見たような。
愛らしいマスコットキャラクターが気になるといえば、気にはなっていた。
満州という店名も、口に出して言いたくなるではないか。
とある休日、とりあえず町田に来て、酒処を探してほっつき歩いていると、あの「ぎょうざの満州」の看板を発見。
11時台だったせいか、まだ客足がまばらだったので、迷いなく入店。
店内は小さなテーブル席がいくつかと、向かい合わせのカウンター席。
広さからいってファミリー向けって感じでもないな。
周りを見回すと、年配のお客が多いようだ。
餃子の王将もそうだけど、すかいらーく系列以外の中華チェーンは年齢層が高いように感じる。
ドリンクバーの有無、時間を長く潰せそうかで選ぶのかな、若い人たちは。
まずは目の前にあるメニューを手に取り確認。
麺類、一品料理のメニューが飛び込んでくる。
今日は何軒かはしごしたいから、あまりがっつりメニューは選べない。
初めてのお店は、一品料理のボリューム感が分からないので、一品料理ではなくちょっとつまめるメニューがいいな。
そんなことを考えながら、ペラ一枚のメニューをみるとあった。
メンマ、キムチ、冷奴などのちょいつまみメニュー。そうでなくちゃ。
まずは、生ビール中(460円)、メンマハーフ(90円)。
メンマで様子を見るのは、どこの中華チェーンに行っても同じだ。
日高屋で飲み始めた時も、最初はそうだった。
メンマはハーフサイズがあるのがいい。
ジョッキも冷えている生ビールで口を潤し、メンマを口に運ぶ。
メンマはピリッと胡椒が効いてきて、噛みしめるとメンマ自体の甘みを感じる。
これは好きなメンマだ。
たかがメンマ、されどメンマで、メンマといえど店によってかなり味付けが異なるのだ。
すぐに餃子3個(170円)も到着。
熱いうちに餃子を噛む。
ぴゅぴゅっと熱々の肉汁が飛び出るジューシーな餃子だ。
ぎょうざの満州だけあって美味い。
他のチェーンと比べると、満州の餃子は僕好みだ。
餃子の野菜は大き目のカットでシャキッと歯ざわりも混ざり、肉汁と相まって良い食感だ。
僕は味はそこまでうるさくないが、食感には敏感なのだ。
食感が良いとそれだけで酒がすすむ。食感で酒を飲んでいるのだ。
アルコールでちょっと調子付いてきたので、味玉(90円)も追加
ひと口食べると、味玉の味がいい。
見た目はそんなにインパクトはないが、味付けが濃すぎず絶妙なのだ。
これは麺類に入れるより、そのままつまみとして食べた方が絶対に良いやつだ。
次の予定もあるので、生中をお替りして、満州の偵察はこの辺で。
早めの時間から飲める店の候補が増えたことを喜ばしく思う。
生中2杯、つまみ3品でお会計1,270円。
<再訪して野菜炒めにチューハイ>
味をしめた僕は満州を再訪した。
この日は、健康診断で悪い結果を受けたばかりだったので、プリン体のないスーパーチューハイ(390円)を注文。
このスーパーチューハイがまたすっきり飲みやすかった。
焼酎なのかリキュールなのか分からないが、安い酒独特の酒臭さもなく、すっきりした味わいだった。
カットレモンが入っているのがいい。
つまみは、尿酸値を下げるには、野菜をたくさん食べた方がいいと何かで見たので、野菜炒め(400円)を注文。
尿酸値への影響は分からないが、野菜をとることは悪くないはずだ。
野菜炒めはシャキシャキとした野菜の歯触りに、町中華の味付けが美味い。
最近の中華チェーンはレベルが高い、と改めて感じる。
けっこうあっさりとした味付けなので、チューハイにちょうど合う。
麺類やご飯ものはまだ食べたことないが、この様子だと美味かろう。
埼玉県ではメジャーな中華チェーンらしいが、神奈川県にももっと進出してほしい。
町田は東京か・・
2021年10月訪問
ぎょうざの満洲 町田パリオ店
東京都町田市森野1-15-13 パリオビル
https://tabelog.com/tokyo/A1327/A132701/13261735/
<この記事の動画はこちら>
https://youtu.be/t1JSyHLSLAA