溝の口「和蔵」横浜家系とは少し違う、どろりこってりやみつき豚骨醤油ラーメンを食す

2軒ほどはしご酒をした後、何かこう満腹中枢が納得いかない模様で、酒に酔ってふわふわとした状態で、
いつもは降りない、溝の口南口方面をうろちょろしていた。

ラーメンを食べるほどの胃の余裕はなさそう、いや食べたい、頭と身体の考えがまとまらず、
足だけはラーメン屋へ向かっていた。
「キャバクラいかがですか～」という声をスルーして、僕は「和蔵」の前にいた。

一時期飲んだ後は必ず和蔵、というほど〆のラーメンに愛用していたお店。
歳のせいかある時から、飲んだ後に食べきるのがきつくなり、足が遠のいていた。
溝の口にラーメンの選択肢が増えすぎたせいもあるだろう。

久々にあのこってり醤油が食べたい。
ということで意を決して入店。

以前はラーメンとライスはセットだったが、この日はシンプルにラーメン(750円)のみ。
味は普通、麺は硬めで。

少し高めのカウンターに座り、待つこと数分で着丼。
これこれ。

とんこつ醬油だが、横浜家系ラーメンとも微妙に異なる。

味は分かっているので、お酢をさっとかけまわし、熱いうちにすする。
少し太めの麺が濃厚なスープに絡まり相変わらず美味い。

どろっとしたスープに背脂が浮いて、かなり濃厚な醤油とんこつ。

このスープを口に含んでのライスもまた美味いんだな。
だが、それをやって大体腹10分目くらいになるので、我慢我慢。

美味しく食べられる量で済ますのが40代。
大きなチャーシューと海苔もうれしい。

濃厚スープに浸った海苔をごはんに巻いて食べるのがまた美味いんだな。
いや、だからライスはいかん。

どうもいつも食べ過ぎたと感じるのは、このどろっとしたスープの味が癖になり、必要以上に
飲んでしまうのが原因かもしれない。
美味しいので飲んでしまうのだが、脂が効いてきて途中からもたれてしまうのだ。
ラーメンは悪くない！

なんて考えながら完食。
定期的に食べたくなる、クセになるラーメンなのだ。

2020年3月訪問

＜この記事の動画はこちら＞
https://youtu.be/iHZbXudTLXU