町田に来て、10時台から飲めるステーキ屋で駆け付け1杯飲んでもう1杯。
次はどこで飲もうか、と店の前の仲見世商店街入口に目を配る。
目の前には、いつも長蛇の行列ができている「小陽生煎饅頭屋(ショウヨウセンチンマンジュウヤ)」
ここはテレビでも度々取り上げられ、町田の名物スポットといっても過言ではない。
久しぶりに生煎(焼き小籠包)が食べたいな。
まだ行列があまり出来てない、今がチャンスかもしれない。
ここは昼過ぎくらいには、いつも行列ができるので、早めの時間帯が狙い目だ。
並んでみようか。
並びながら中で生煎を焼く様子が見れる。
これを一生懸命スマホで撮っている方もけっこういる。
なんといっても町田名物だもんな。
僕はこの店の前の大判焼きも好きだ。
ホイップクリームがたっぷり入った大判焼きがお気に入り。
メニューは生煎のみで、4個から60個まで購入できる。
生煎4個(440円)を購入。
6つでも食べれそうだが、はしご酒の途中なので4個入りにした。
コンビニで缶ビールを買って、まちの駅の外のベンチに腰を下ろす。
「まちの駅ぽっぽ町田」は仲見世商店街を入口から入り、出口まで行った際にある。
北海道や沖縄の物産展が常時営業していて、たまに入ってみるとなかなか楽しい。
特に沖縄物産のお店は品ぞろえが豊富で、沖縄に行ってみたいな、という気持ちにさせられる。
生煎はそのままかぶり付くと、中から信じられないくらい熱い肉汁が飛び出すので注意が必要だ。
以前食べた時にかぶり付いて、肉汁とこぼしまくり、大変なことになった。
最初に生煎の上に箸で少し穴をあける、そこで少し冷まして食べる。
もしくは、その穴にもらったたれを入れて食べる。
僕はここのたれが大好きなので、最初から入れて食べる。
おそるおそる唇を近づけ、少しずつ肉汁を飲むように食べると、少し冷ましても熱々だ。
これが最高に刺激的で美味い。
皮は焼けたカリカリ感と、噛みしめると肉汁に浸った部分のモチモチ感が絶妙。
実際に食べると、長蛇の行列に並ぶ意味が分かる。
たれは少し酸味があって、中華風の香辛料のような香りもする。
(八角なのかな?よく分からない)
このたれと、店頭には辛い薬味があったが、持ち帰りでは付かない。
(頼めばくれるのかな?)
かなり熱いので、ゆっくり味わってもいつまでも熱々を楽しめる。
これがまたいいではないか。
熱い生煎に、冷たいビールがまたよく合う。
店頭で飲みながら食べるのもどうかと思い、持ち帰りにした理由は酒に他ならない。
家が近所だったらもう少したくさん買って、ゆっくりと飲みたいくらいだ。
生煎4つと缶ビール1本がちょうど良いバランスだった。
外で食べると、また開放感があって一層美味く感じる。
4個食べビールを飲み干しごちそうさまでした。
どこかのお店で出してくれはしまいか、生ビールで食べたいな。
なんて思いながら、次の酒場へと少し重く感じる腰を上げる。
これを買ってすぐにひと口で食べれる人がいるのだろうか。
2020年08月訪問
小陽生煎饅頭屋(ショウヨウセンチンマンジュウヤ)
東京都町田市原町田 町田仲見世商店街
https://tabelog.com/tokyo/A1327/A132701/13039067/
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