武蔵新城駅に降りて、16時開店の「鍛冶屋 文蔵」へ入店する。
この辺りには昼から飲める店もちらほらあるが、基本的には夕方から開く居酒屋が多い。
個人経営の好きな居酒屋は17時開店が多いので、ちょっと早く開店しているこちらで休もう。
開店したばかりのせいか、先客は1組のみ。
現場仕事を終わったらしく男性2人組。
武蔵新城のあたりは、近隣の企業に勤めるサラリーマンの姿も多いが、現場仕事をした帰りの作業服を着た方も多く見かける。
夜になると、何の仕事をしているのか、正体不明な方もいて、なかなかに面白い街だ。
ハローワークに行く途中の公園では昼から飲んでいる人も見かけた覚えがある。
テーブル席に座り、つまみメニューに目を通す。
刺身、鍋、揚げ物など、居酒屋メニューが一通りある。
値段はそこそこ安いものは安い。
〆のメニューまできっちりあり、飲み会で利用するにはちょうど良いお店だ。
酒のメニューに目を通す。
1軒目なので蒸留酒が良いだろう。
酒のメニューを見ていると、おしぼりとお通し(280円)が運ばれる。
一人でテーブル席に座るって居酒屋だと贅沢感がある。
早い時間にゆったり飲めるのは幸せで贅沢な時間だ。
居酒屋はメニューも大切だけど、こうして一人ゆったり飲める贅沢感の方が大切だと思っている。
ホッピー白(390円)が到着。
歩きながらちょいと缶ビールを飲んで来たけど、居酒屋で飲む一杯目のホッピーは美味い。
お通しは鶏肉とゴボウなどの根菜の煮物。
無難に美味い。ゆったり酒が飲めればいいのよ。
ホッピーを飲みつつ、店内に設置されたテレビの方へ眼を向ける。
番組を見るというよりは、視線の置き場所という感じだ。
注文した揚げ出し豆腐(290円)が来た。
揚げ出し豆腐って、家で食べようと思うと油で揚げたり、じゃっかん手間がかかる。
だからといってコンビニなどの出来合いの物は、豆腐がしんなりしちゃっている。
だからやっぱり居酒屋の揚げ出し豆腐が一番美味いんだ。
つゆに漬かってしなっとなった部分と、漬かっていないさくっとした部分のコントラストがいい。
豆腐の中は熱々で火傷しそうになりながらハフハフと食べる。
そこに冷たい白ホッピーを流し込む。
1杯目のホッピーを飲み干し、追加焼酎(180円)。
他に何かつまみを頼もうか迷うが、揚げ出し豆腐で充分だ。
豆腐の料理は意外とお腹にたまるので、少しがちょうどいい。
1軒目なのでまずは軽めに行くべし。
はしご酒はペース配分は大切だ。
ホッピーを飲み干し、ごちそうさまでした。
会計は1,265円。
さくっと飲むにちょうど良いお店だった。
2019年11月訪問
鍛冶屋 文蔵 武蔵新城店
神奈川県川崎市中原区新城5-2-3
https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140504/14038764/
<この記事の動画はこちら>
https://youtu.be/DJn_5XLG8w8