仕事で時々中目黒に行く時は、昼飯が楽しみ。
打ち合わせの時間調整などは、昼飯時を中心に組み立てるくらいだ。
仕事後に昼飯を食べるか、先に食べるか、最近リモート会議が中心なので、たまの外出は楽しみだ。
わざわざ飲み食いには行かない街、そういう街で何かを食べるってワクワクする。
今回は、少しランチタイムを外した13時台に昼飯。
中目黒駅の周辺を行き来していると、ラーメン屋「野方ホープ」がひょっこりと現れた。
道路に看板があったのは知っていたけど、ここにあったのか。
中を覗き込むとちょうどカウンター席が空いている。
せっかくだから、看板で気になっていたここに入ろう。
ランチサービスは11時から15時までなので、仕事中でもランチサービスにあやかれる。
チャーハン、餃子が安くなるのと、ごはんと麺大盛り無料とのこと。
店内には、昼時を外して食事に来ているような雰囲気の先客が何名か。
僕は普段は牛丼かカップラーメンのことが多いので、平日の昼に入るラーメン屋はちょっとした外食なのだ。
牛丼も外食じゃないかって?
僕にとっては牛丼屋は常用食なので外食には入らない。
のがほ元(850円)を注文。
背脂の模様を纏ったスープに大きなチャーシューが乗っている。
たまご、もやし、ねぎ、めんま、海苔、よく見るとシンプルそうでいて、色々乗っているな。
これは贅沢だ。
丼の「ありがとう」の文字がいいね。
言われて嫌に気持ちになる人はいないだろう。
店員さんも挨拶や気配りが気持ちのいい方々で、雰囲気の良いお店だ。
まずは麺から。
この麺の太さがちょうどいい。少し縮れていて、味噌ラーメンに入っているような麺に似ている。
この麺がスープがよく絡んで美味いんだ。
一口すすると、背脂とやさしい味の豚骨醤油スープの味。
これはパンチも効かせつつ、やさしい豚骨醤油味だ。これはいい。
背脂系ラーメン好きだな。
ラーメンはスープを何もかけずにまずは味わい、などというがラーメンなんだから麺から食べればいい。
麺とスープがあってのラーメンなんだから、最初から麺にスープを絡ませて食べればいいじゃないか。
僕はそう思っている。
スープの味にライスがよく合う。
このラーメンはライスがすすむ。
無料のごはんに辛もやしを乗せて食べる。
こういうラーメンにもごはんにも合うトッピングがある店は好きだ。
麺とスープをすすり、すぐにライスを放り込む。
これはライスがいくらあっても足りない。
このラーメンライスの美味しさに気がついたのはいつの頃からだろうか。
少なくとも、自分の親がやっているのを見た記憶がないので、大人になってからか。
ライス、麺、スープ、時々チャーシューを繰り返す。
スープを飲み干しごちそうさまでした。
美味しかった。
豚骨醤油スープってこってりしているのに、知らない間に飲み干しているのが不思議なのだ。
特に背脂系は見た目よりももたれないように感じる。
美味いものを食べたあとは、直帰したいところだが、さすがに無理だろう。
2022年5月訪問
野方ホープ 中目黒店
東京都目黒区上目黒3-8-3 千陽中目黒ビル アネックス 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13194040/