川崎で昼飲みできる居酒屋「熱中酒場 夢吉」でホッピーから始める本格的に飲む休日。

川崎には昼もしくは朝から飲める店はけっこうある。
だが何回か通っていると、当然のことながら同じ店に行き当たる。
同じ店に通う良さもあるが、たまにしか来ない川崎、どうせなら毎回行ったことのない店に入りたい。

11時台店も開店して賑わいがみえてきた、いつもの川崎銀柳街をきょろきょろとしながら歩く。
考えてみると川崎銀柳街には飲食店以外にもお店はあるのだが、買い物は一度たりともしたことがない。
生粋の川崎地元民が日常の買い物をし、外部から来た人はラゾーナなどに行くのだろう。

歩きながら店を探すが、昼飲みできるといいつつ、午前11時台で飲める居酒屋は限られてくる。
(牛丼チェーンや中華食堂などは除く)

昼飲み、昼飲みと頭の中で反復しながら歩いていると、昼飲みの看板が。

「熱中酒場 夢吉」とある。
歩き回って店探しするのも面倒になってきたので、とりあえず今日の一軒目をここにしよう。

階段を降りて店内へ。
煙草と酒の匂いが染みついた、居酒屋の匂い。

熱中酒場というくらいなので、店員さんが声を張り上げるような居酒屋をイメージしていたが、
なんのことはないフラットな感じの瀬客で、安心したといえば安心した。
年齢のせいか、大きな音が苦手なので、できればフラットに接していただいた方が助かる。

季節のおすすめはあん肝、白子。(訪問当時の1月はまだ寒い冬)
値段はそこそこですな。

メニューをめくると揚げ物から焼き物まで幅広い感じ、チェーン店の居酒屋メニューといった感じ。

グループでの飲み会から一人飲みまで幅広く網羅している感じだ。
しかしながら、こういう店での一人飲みだとどうしても1品か2品。
もう少し小さい小皿のメニューがあるとうれしいと思うが、わがままというものだろう。

まずは酒、ホッピーセット白(380円)。
お通し(500円)はごぼうサラダ。

最初の一杯、昼から飲むホッピーはやけに酔いが回る。
昼から飲むビールは休日の嗜み、ホッピーは昼から本格的に飲んでしまうという、背徳感の味がする。

お通しは可もなく不可もなく。
座席料というか、ちょっとこれをつまんで待っててね、という感じだ。

早い時間なので、まずはさっぱりしたつまみを、ということで鶏ササミ昆布シメ(380円)と注文。
レアに湯通ししたササミが昆布で〆てあるらしい。
ネギとワサビの薬味がうれしい。

鶏のササミとワサビの組み合わせは大好きなので、おのずと箸もすすむ。
ほんのりと昆布の香りが染みており、1軒目のつまみとしては正解のチョイスだ。

1品ではちと寂しいので、いか納豆(380円)も注文。
こちらも飛ばし過ぎずあっさりしたつまみを狙った。

かき回しただけの納豆にイカの刺身、サイドにネギと辛子。
醤油をさっとかき回して食べる。

シンプルだけどこういうのがいい。
夕方以降の飲みともなれば、串焼き、焼肉、お刺身など色々と考えるところもあるが、
なにせ対してカロリーも消化していない休日の昼間、こういうので徐々に酔っていくのがちょうどいい。

中お替り(200円)をしてのんびり飲んでいると、店が地下ということもあり、今が昼間なのか夜なのか、
感覚が曖昧になってゆく。
こんな地下と言っては失礼だが、そうこうしているうちに、どんどんとお客が入ってくる。
昼飲みやってます！
こういう分かりやすい店は入りやすいよな。

ホッピーセットに中お替り、つまみ2品で会計2,024円。
ごちそうさまでした。

2020年1月訪問

＜この記事の動画はこちら＞
https://youtu.be/SjOZwSq-ln4