町田で昼から3軒ばかりはしご酒をして、4軒目の店を探していると、以前はVAPEのお店だったところが居酒屋に変わっている。
「焼売のジョー」最近流行っている焼売居酒屋か。
餃子居酒屋とか中華の居酒屋って最近のトレンドなのかな?
ぱっと見、かなり賑わっているようで、外席もかなり埋まっている。
特に焼売が食べたいというわけではないけど、どこで何を食べたいのかもよく分からなくなってきている。
とりあえず入ってみようか。
何軒かはしご酒をすると、自分が食べたいものすらよく分からなくなってくるのだ。
店内に入ると照明が明るく、活気もあって明るい雰囲気。
出来たばかりのようで、カウンター席もきれいだ。
古き良き居酒屋もいいけど、きれいな店内もやっぱり気持ちがいい。
座席はかなり埋まっており、若いお客さんが多い印象。
店員さんも若い男女で、照明に劣らず若さが眩しすぎる。
席に着くと女性店員さんに注文を聞かれる。
とりあえず飲み物だけ注文。
「ハ、ハイボール」
ここまで誰とも話していないのと、若い女性が眩しくて最初の一文字が口からつかえた。
カウンターのメニューはシンプルに一枚。
パッとメニューの全体を見渡せるのがいい。
焼売のジョーとは言うものの、もつ煮込みや麻婆豆腐などの一品料理も充実している。
値段もお手ごろで、たしかに若い方が多いのもうなずける。
酒はサワー系が多いようだ。
地酒や本格焼酎などを豊富にそろえている店とは違う。
角ハイボール(390円)を注文。
ジョッキに一言書いてある。こういうの最近流行ってるよな。
こういうの考えるの楽しそう。
酒のアテに、セロリの浅漬け(290円)を注文。
お通しはないようなので、こういうさっぱっりしたメニューから始めたい。
セロリのシャキッとした食感に、薄い塩味と柔らかな苦みがいい。
酒が入っている時に良い箸休めになる。
焼売(99円)×2個を注文。
2個だけど、ちゃんとせいろで蒸したてが出てくるのがいい。
せいろと開けてふわっと蒸気が立ち上るのがうれしいな。
こういう演出大切よ。
熱々なうちにたれを付けていただく。
焼売って自分から買いに行かないけど、たまに食べると美味い。
すごく焼売食べたいというタイミングは、皆無に近いけど、食べたら食べたで美味いのが焼売だ。
名物の揚げ焼売(180円)×2個も注文。
揚げ焼売は初めてだ。見た目は完全に春巻きだ、というのは店員さんも分かっているだろう。
こちらはアルミの皿に乗ってくる。
せいろにアルミ皿を使うあたり、この店のセンスの良さがうかがえる。
焼売に酒がすすみハイボールをお替り。
揚げ焼売にハイボールがよく合うんだ。
揚げ焼売は、この形で食べると、どう考えても春巻きのように感じるが、たしかに中身は焼売なのだと思う。
たしか春巻きって春雨が入っていたと思うが、それがない。
だから焼売なのだ。
相違点がそこしか見当たらなかった。
でも美味いので問題なし。
ハイボール2杯を飲み、焼売を堪能してごちそうさまでした。
今回はちょっと寄った程度だったけど、焼売の他のメニューが美味しそうだったのでまた来たい。
そういえば、ここの店はVAPEの前は洋服屋だったと思う。
空き店舗が出来ると、すっと飲食店が入っては変わってゆく。
本当にここ数年で、街のパーツの入れ替わりが目覚ましくなっているように思う。
数ヶ月後に来る町田はまた、どこかで何が変わっているのだろう。
会計は1,590円。
2020年12月訪問
焼売のジョー 町田店
東京都町田市原町田6-11-13 1F-B
https://tabelog.com/tokyo/A1327/A132701/13249382/
<この記事の動画はこちら>
https://youtu.be/12vgNS6Hs2M