町田にデパートが開店する10時を目安にやってきた。
目的は、買い物ではなく酒。20代の頃はファッションと本、40代の今は酒。
10時台から飲める店となると、24時間営業の居酒屋、日高屋が思いつく。
しかし、考え付くような店はあらかた行ったことがあるので、たまには違う飲み方をしたい。
まだ人もまばらな町田の街を歩いていると、トンテキとステーキの「東京トンテキ×ステーキの王様」が目に止まる。
(2023年2月現在は、食べログによると「鉄板王国」となっているらしい)
ここは現在40代の僕が、20代の頃からずっとハンバーグ・ステーキの店で、店は入れ替わっているが、ずっとハンバーグとステーキの店だ。
10:30から開店しているとのことで、時計を見るともう開店している時間だ。
中を覗き込むと、早くもテーブル席には年配の男性客が座っている。
早い時間からハンバーグ・ステーキか、、とも思ったけど、たまにはこういうのもいいだろう。
空いていたので、店内の4人席にどんと腰を下ろす。
メニューを広げると、8/9はハンバーグの日とのこと。
600円でハンバーグセットは安い。
フライドポテトmウインナーなどのサイドメニューもある。
これで生ビールを飲もうか・・いや、どうしよう。
ステーキのメニューをみるとステーキも食べたくなる。
サーロインステーキいいなあ。
ハンバーグも捨てがたい。
やっぱり、こういうお店の鉄板でじゅうじゅういいながら出てくる、ハンバーグは旨いんだろう。
看板にあったトンテキも厚くて旨そう。
トンテキって食べたことあったか、なかったか。
美味しいんだろうけど、いまいち印象にない。
生ビール290円は安い。
サワー、ハイボールも200円だ。これはいい。
とりあえず、ジョッキ生(290円)
キンキンに冷えた生ビールジョッキを、昼前からあおる。
まさに休日の中年紳士の嗜みだ。
迷ったすえに、ミックスカットステーキ150g(979円)を注文。
熱々の鉄板のうえで音を立てるステーキに、店員さんがソースをかけてくれる。
このソース第一投目の音がたまらない。
メニューを見て色々迷ったが、飲み歩き1軒目というつもりなので、150gのステーキにした。
生ビールでちょこっと食べるのにちょうど良いサイズだ。
ちなみに僕は、普段なら300gはほしいところ。
ステーキは変にもたれたりしないので、けっこう胃の負担なく食べられる。
ステーキは薄めだが、焼き加減はちょうどよく、ソースも旨い。
なにより、熱々の鉄板の上で食べられる、というだけでも十分満足できる。
がっつりと火は通っておらず、ほどよくレアで、噛み応えも硬すぎずちょうどいい。
付け合わせのポテサラもクリーミーでけっこう美味しい。
ソースが美味しいと、鉄板の上はすべてが美味しくなる。
そう感じた。
客が少ない店内で、広いシートに腰をかけて、ゆっくりと生ビールを飲み、ステーキを口にはこぶ。
なんとも優雅な休日ではないか。
人が食べる時間とずらして飲む。
休日はこれが出来るのがうれしい。
生ビールを飲み干し、ステーキを平らげ、ごちそうさまでした。
会計は1,269円。
店を出てもまだ11時台、時間は十分にあるのがうれしく、解放感を感じる。
目の前には仲見世商店街の入り口があり、焼き小籠包の店に、人が並び始めている。
次は小籠包でも食べるか。
<焼き小籠包を食べた記事はこちら>
2020年08月訪問
鉄板王国 町田店(旧:東京トンテキ×ステーキの王様)
東京都町田市原町田4-3-5 土方ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1327/A132701/13213639/
<この記事の動画はこちら>