午前中から町田で何軒かはしご酒をして街を散策し、時刻は夕方4時を回った。
よくもまあ、買い物もせずウロチョロとしていたものだ、と我ながら思う。
酒を飲んで酔っ払うと、歩いているだけでも楽しくなる、それは自分だけなのだろうか。
小田急町田駅の北口方面へ移動し、線路を渡り、たまにはあそこに行ってみようか。
店先に小さな赤いちょうちんとメニューが目立つ「炭火焼鳥てんがらもん」へ。
入り口には、焼酎のラベルが所狭しと貼り付けられており、なんともそそられる雰囲気だ。
ここ、てんがらもん本店は夕方からだが、姉妹店は昼飲みもやっている。
姉妹店のほうでは昼飲みでお世話になった。
覗き込もうにも中はよく見えず、一人なので座れるだろう、と店の扉を開ける。
店内には、すでに出来上がっている先客もおり、テーブル席は早くも埋まりつつある。
カウンター席が空いており、端の方に着席。
店内には焼酎の瓶とラベル、天井を見上げるとそこにも焼酎や日本酒のラベル。
わざわざ脚立を使って貼り付けたのだろう。
こういう雰囲気大好き。
おすすめのメニューは、カツオのたたきなどの刺身、塩辛などの珍味もある。
昼から焼肉を食べたりしているので、軽くつまんで飲みたい。
酒のメニューは焼酎がかなり豊富。
プレミアム焼酎もあるが、それ以外にもけっこう好きな銘柄がある。
しかし、プレミアム焼酎ってのやめようよ、、と毎回思う。
焼き物のメニューに目を通す。
ここは焼き物がメインのお店だもんな。
スタッフのおすすめには、餃子、チャンプルなど、かなり料理のバリエーションが広い。
目の前に貼り付けられたメニューには、おひとり様メニューも。
一人飲みでくると、この「おひとりさま」のメニューがうれしい。
どこの店でも一人飲みは出来るのだが、この言葉を書いてくれると、ここにいてもいい気がしてうれしくなる。
今でこそ、一人でしか飲んでいないが、一人飲みと書いてくれるだけでも、一人飲み初心者はハードルが下がるものだ。
まずは、デュワーズハイボール(380円)とお通しの枝豆(300円)。
ハイボールがジョッキになみなみ入っているのがうれしい。
酔ったところにさらにハイボールで酔う。
今日はけっこう飲んだ気がする。
カウンター席の手触りが年季を感じる。
こういうカウンターで飲む酒が旨いんだ。
アテは、にんにく丸揚げ(270円)を注文。
飲み歩いて疲れた体にはにんにくだ。
にんにくでパワーを実感したことは今まで皆無だが、なんとなく体に良さそうで注文する。
揚げたてで、ほくほく熱々のニンニクを味噌で食べる。
生のにんにくとは違った美味しさがある。
にんにくは大好きだが、家でこの食べ方をしないので、居酒屋であると頼みたくなる。
おひとりさまメニューの、きびなご唐揚げ(300円)も注文。
きびなごが4匹、今日はこの位の量がちょうどいい。
レモンを絞って熱々のうちにいただく。
きびなご独特の香りと苦みが心地いい。
ハイボールをもう1杯お替り。
せっかくなので、芋焼酎を飲みたいとも思ったが、かなり酔いが回っていたので控えめにした。
ここ、てんがらもん本店には3回くらい来たことあるが、なぜか毎回かなり酔っている時が多い。
町田で飲む時は昼が多いので、必然的に夕方から開店する店には、酔って入ることが多いのだ。
いつか仕事終わり、夕方から飲んでみたい。
夕方開店の店で、まだ行けていない店はかなりあるからな・・・
にんにく、きびなごの唐揚げに、ハイボール2杯でごちそうさまでした。
会計は1,375円。安い!
姉妹店で焼鳥を食べたことがあるが、けっこう美味しかった。
今度は酒の入っていない状態で来て、しっかり飲みたい。
毎回そう思いながら、店を出るのであった。
<姉妹店に飲みに行った記事はこちら>
2020年07月訪問
炭焼 てんがらもん 町田本店
東京都町田市森野1-19-12
https://tabelog.com/tokyo/A1327/A132701/13056248/
<この記事の動画はこちら>