2軒ばかりはしご酒をして、〆のラーメンに「長浜ラーメン博多っ子」へやってきた。
溝の口で、唯一本場の長浜ラーメンが食べられる人気店だ。
昔からある店で、僕は数年前に一度だけ食べたに記憶がある。
長浜ラーメン博多っ子、この店名はかなり分かりやすい。
どこからどう読んでも、博多の豚骨ラーメンを連想する。
豚骨のスープに細麺、〆のラーメンにはちょうど良い。
久しぶりには入ってみるか。
店内は敷居が高めのカウンター席のみ。
調理場の方はよく見えない感じだ。
以前来た時はもう少し古い感じだったが、改装したのだろう。
店内はすごくきれい。
先客は数名いて、美味そうにラーメンをすすっている。
メニューはペライチで分かりやすい。
ビールもあるが、そこそこ飲んで来たので、何も無理して頼む必要もないか。
飲み歩いていると、何か酒を頼まないといけないような、義務感に駆られることが多いが、今日は抑制してみた。
卓上には、おろしにんにく、紅生姜、ごま、コショウ、一味。
ニンニクがあるのはうれしいが、高菜は一品料理として提供しているようだ。
長浜ラーメン(650円)を硬めで注文。
数分ですぐに出てくる。
長浜ラーメンはこのスピード感がいい。
大量に乗った青ネギの奥から、まずは麺をすする。
この硬めの細麺が美味い。
スープはあっさり豚骨スープ。
関東風に多少はアレンジしているのか、そこまで豚骨の香りは主張してこない。
豚骨スープというと、横浜家系ラーメンの店が多いが、たまに食べる生粋の豚骨ラーメンはまた違った美味しさだ。
酒を飲んだ後でもするすると入ってくる。
食べていてふと感じたのだが、博多ラーメンにしては、少しだけ麺が太いような気がする。
飲み込むように食べる細麺よりは、食べ応えのある細麺だ。
ニンニクと紅生姜も入れて、無心になってすすり込む。
ゆっくり味わうというよりも、長浜ラーメンはサクッと食べる感じがいい。
麺を食べ終わって、当然替え玉(150円)。
こちらも硬めで。
ハリガネとか硬さがもっと上もあるようだが、僕は硬めくらいがちょうどいい。
替え玉を待っていると、突然カウンター越しに声がかかる。
皿に乗った替え玉がくるものだと思ったら、直接丼に入れてくれるタイプ。
丼を差し出して、麺を入れてもらう。
替え玉を入れてもらい、また振り出しに戻る。
長浜ラーメンの楽しさはこの替え玉だ。
食べ終えたのに、また振り出しに戻る感じが僕は好きだ。得した気分がする。
最初はライスも頼めば良かったかと思ったが、替え玉が食べ終わるころには、その思いはなくなっていた。
スープの残量があるので、替え玉もう一杯といきたいところだが、おなか一杯。
ごちそうさまでした。
会計800円
飲んだ後も良いけど、昼飯に来てライス、ラーメン、替え玉でがっつりも良いかもしれない。
2020年7月訪問
長浜ラーメン 博多っ子
神奈川県川崎市高津区下作延2105
https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140505/14000819/
<この記事の動画はこちら>
https://youtu.be/wHrWNkDLfwU