町田に2021年10月に新しくオープンした「大衆酒場かね子」で飲んで来た。
こちらは同じく町田にある「大衆イタリアンかね子」の姉妹店とのこと。
レバカツ1本50円、休日も1杯200円のハッピーアワーをやっている、とのことでずっと行きたかった店で、
満を持しての訪問となった。
10時に町田に到着した12時までじりじりと時間を潰して12時開店早々に入店。
![レバカツ1本50円](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/02/かね子01.jpg)
レバカツ50円の看板はインパクト大。
これに釣られてはいる人も多いだろう。
![ハッピーアワー1杯200円](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/02/かね子02.jpg)
休日でもハッピーアワーをやってくれるお店は、休日昼飲み派の僕にとってはありがたい存在。
看板を見るだけでハッピーになれる。
![大衆酒場かね子](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/02/かね子03.jpg)
この一角でかね子の存在感はすごいものがある。
![店内のメニュー](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/02/かね子04.jpg)
入店してまず最初に店内を見回すと、短冊とイラスト付きのメニューが所せましを並んでいる。
このイラストのメニューって味があって大好き。
写真よりも美味しく見えてしまうのは僕だけだろうか。
イラストだとこちらとしては想像力が働くので、うまく撮られた写真と実物が異なるといった
失望を感じることも少ないように思う。
いわゆるパネマジというものがない。
まずはハッピーアワーの生ビール(200円)を注文。
ジョッキがキンキンに冷えており、凍ったビールが己の炭酸で浮き沈みする。
まるでビールの水槽だ。
![生ビール](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/02/かね子05.jpg)
唇が張り付きそうな冷たいジョッキで生ビールを飲みつつ、2点つまみをオーダー。
当然ながら50円のレバカツ(一人ひと串まで)、と店頭を通りかかった際に気になっていた、
チャーシューエッグ(490円)。
注文から数分でレバカツが登場。
想像していたレバカツとはちょっと違う見た目。
たれにたっぷりとくぐらせてあり、見た目で美味い。
![レバカツ](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/02/かね子06.jpg)
ひと口齧ると、串カツではなく、唐揚げに近い感じの衣の歯ごたえ。
たれは酸味のあるソースベースのたれで、これがまたクセになる美味さ。
これを50円で何本もいかれたら、それはたまらない。
当然のお一人様ひと串であろう。
ほどなくしてチャーシューエッグも到着。
お客が僕ひとりなので出てくるのが早い!
これだから開店ダッシュなのだ。
![チャーシューエッグ](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/02/かね子07.jpg)
薄切りのチャーシューのうえの卵を割り、黄身をとろりとチャーシューにまぶす。
黄身の濃厚さとチャーシューの旨味が最高。
味付けはしょうゆベースで想像していたより甘くない。
チャーシューの味付けはけっこう甘めのものが多いが、これはかなり甘さ控えめだ。
すかさず生ビールがなくなったので、ハイボール(200円)をオーダー。
これもまたキンキンだ。知覚過敏の人にはたまらないだろう。
![ハイボール](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/02/かね子08.jpg)
ハイボールも少し凍っておりハッピーアワーでも手を抜かない店の姿勢がうかがえる。
ジョッキを全部キンキンに冷やしておくのも大変だろう。
つまみ一皿のボリュームはそこまで多くないので追加オーダー。
ピーマンミート(190円)。
![ピーマンミート](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/02/かね子09.jpg)
これがちょっと変わっていて、冷たい生のピーマンに冷たいミートソースが乗っている。
イタリアンの姉妹店だけあって、イタリアン要素があるのか。
生のピーマンの歯ごたえとミートソースの柔らかい食感が面白い。
ミートソースはそこまで濃い味ではなく、かなりあっさり味に感じた。
ハイボールを飲み干し、メニューをみると生ホッピーが。
ちょっと迷ったのだが、ハッピーアワーの対象外の飲み物とのことで、酎ハイ(200円)をオーダー。
飲み歩きでは、こういうちょっとした値段に気を遣う。
酎ハイももちろんキンキンにシャリシャリ。
![酎ハイ](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/02/かね子10.jpg)
イラストメニューを見ていると、もう一品くらいは欲しくなる。
赤もつ煮込み(290円)をオーダー。
大中小とサイズを選べるので、今回は小にした。
ちょっとずつ食べられるのが一人飲みにはうれしい。
![赤もつ煮込み](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/02/かね子11.jpg)
赤もつ煮込みはあっさりとした塩ベースの味で、ピリッと少しだけ辛い。
これはあっさりしていて〆にもいい。
もつは薄いもつだが柔らかくて食べやすい感じ。
近頃、歳のせいか肉の筋などが硬いと誤飲しそうになるのでありがたい。
もう少し飲みたいな、とも思ったけどこれにてごちそうさま。
つまみ4品、ドリンク4杯で1,892円。
大満足だ。まだまだ変わったメニューもあったので是非もう一度来たい店だ。
2022年2月訪問
大衆酒場 かね子
東京都町田市原町田6-11-15-1 トルテ・アダチビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1327/A132701/13263198/
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