町田に2021年10月に新しくオープンした「大衆酒場かね子」で飲んで来た。
こちらは同じく町田にある「大衆イタリアンかね子」の姉妹店とのこと。

レバカツ1本50円、休日も1杯200円のハッピーアワーをやっている、とのことでずっと行きたかった店で、
満を持しての訪問となった。

10時に町田に到着した12時までじりじりと時間を潰して12時開店早々に入店。

レバカツ1本50円
レバカツ1本50円

レバカツ50円の看板はインパクト大。
これに釣られてはいる人も多いだろう。

ハッピーアワー1杯200円
ハッピーアワー1杯200円

休日でもハッピーアワーをやってくれるお店は、休日昼飲み派の僕にとってはありがたい存在。
看板を見るだけでハッピーになれる。

大衆酒場かね子
大衆酒場かね子

この一角でかね子の存在感はすごいものがある。

店内のメニュー
店内のメニュー

入店してまず最初に店内を見回すと、短冊とイラスト付きのメニューが所せましを並んでいる。
このイラストのメニューって味があって大好き。
写真よりも美味しく見えてしまうのは僕だけだろうか。
イラストだとこちらとしては想像力が働くので、うまく撮られた写真と実物が異なるといった
失望を感じることも少ないように思う。
いわゆるパネマジというものがない。

まずはハッピーアワーの生ビール(200円)を注文。
ジョッキがキンキンに冷えており、凍ったビールが己の炭酸で浮き沈みする。
まるでビールの水槽だ。

生ビール
生ビール

唇が張り付きそうな冷たいジョッキで生ビールを飲みつつ、2点つまみをオーダー。
当然ながら50円のレバカツ(一人ひと串まで)、と店頭を通りかかった際に気になっていた、
チャーシューエッグ(490円)

注文から数分でレバカツが登場。
想像していたレバカツとはちょっと違う見た目。
たれにたっぷりとくぐらせてあり、見た目で美味い。

レバカツ
レバカツ

ひと口齧ると、串カツではなく、唐揚げに近い感じの衣の歯ごたえ。
たれは酸味のあるソースベースのたれで、これがまたクセになる美味さ。

これを50円で何本もいかれたら、それはたまらない。
当然のお一人様ひと串であろう。

ほどなくしてチャーシューエッグも到着。
お客が僕ひとりなので出てくるのが早い!

これだから開店ダッシュなのだ。

チャーシューエッグ
チャーシューエッグ

薄切りのチャーシューのうえの卵を割り、黄身をとろりとチャーシューにまぶす。
黄身の濃厚さとチャーシューの旨味が最高。

味付けはしょうゆベースで想像していたより甘くない。
チャーシューの味付けはけっこう甘めのものが多いが、これはかなり甘さ控えめだ。

すかさず生ビールがなくなったので、ハイボール(200円)をオーダー。
これもまたキンキンだ。知覚過敏の人にはたまらないだろう。

ハイボール
ハイボール

ハイボールも少し凍っておりハッピーアワーでも手を抜かない店の姿勢がうかがえる。
ジョッキを全部キンキンに冷やしておくのも大変だろう。

つまみ一皿のボリュームはそこまで多くないので追加オーダー。
ピーマンミート(190円)

ピーマンミート
ピーマンミート

これがちょっと変わっていて、冷たい生のピーマンに冷たいミートソースが乗っている。
イタリアンの姉妹店だけあって、イタリアン要素があるのか。

生のピーマンの歯ごたえとミートソースの柔らかい食感が面白い。
ミートソースはそこまで濃い味ではなく、かなりあっさり味に感じた。

ハイボールを飲み干し、メニューをみると生ホッピーが。
ちょっと迷ったのだが、ハッピーアワーの対象外の飲み物とのことで、酎ハイ(200円)をオーダー。
飲み歩きでは、こういうちょっとした値段に気を遣う。

酎ハイももちろんキンキンにシャリシャリ。

酎ハイ
酎ハイ

イラストメニューを見ていると、もう一品くらいは欲しくなる。
赤もつ煮込み(290円)をオーダー。
大中小とサイズを選べるので、今回は小にした。
ちょっとずつ食べられるのが一人飲みにはうれしい。

赤もつ煮込み
赤もつ煮込み小

赤もつ煮込みはあっさりとした塩ベースの味で、ピリッと少しだけ辛い。
これはあっさりしていて〆にもいい。
もつは薄いもつだが柔らかくて食べやすい感じ。
近頃、歳のせいか肉の筋などが硬いと誤飲しそうになるのでありがたい。

もう少し飲みたいな、とも思ったけどこれにてごちそうさま。

つまみ4品、ドリンク4杯で1,892円

大満足だ。まだまだ変わったメニューもあったので是非もう一度来たい店だ。

2022年2月訪問

大衆酒場 かね子
東京都町田市原町田6-11-15-1 トルテ・アダチビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1327/A132701/13263198/

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