この記事の撮影で飲み歩いたのは2019年12月。
2022年3月にはかなり完成しているが、当時は登戸駅周辺は新開発の真っ最中であった。
以前は小さな商店街だったところが、すべていったん更地になっていた。
登戸駅周辺で飲もうと、登戸まで来たのだが、駅前の限られた店しか昼は開いていない。
迷うこともあまりなく、パッと目に入った「鮮藍坊(シェンランフォン)」へ入ってみることにした。
中華居酒屋、居酒屋という言葉に何か期待を込めて。
休みの昼時ということもあり、家族連れで訪れる人が多いようだ。
店内は内装がエキゾチックな感じ。
古い中国のお屋敷というのか、うまい表現が見当たらないが、なんか雰囲気出してる。
メニューを見て、安易なイメージだが北京ダックが丸ごと載っていると、そこは本格中華なんだ、
と感じさせられる。本格中華はごちそうになったことはあるが、まだ身銭を切って味わったことはない。
ざっとメニューをめくっていくと、500円代の前菜があるので、このあたりをつまみに飲もうか。
中華は大皿で来ることもあるので、よく確認しないと一人で食べきれない量がくることもあるので注意が必要だ。
まずは飲み物だ。ブラックニッカハイボール(500円)を注文。
カットレモンがうれしいね。
味はいつも家で飲んでるブラックニッカ、まあ当たり前か。
しばらくして、叉焼と葱の甘醤油和え(550円)が到着。
中華食堂で食べる、ピリ辛のネギチャーシューを想像していたら甘い!
ちょっとびっくりしたが、ちゃんと甘醤油和えとメニューには書いてあった。
しかし、ネギのシャキシャキとした歯ごたえに、チャーシューがよく合う。
甘醤油は食べすすむにつれてクセになる味だ。これは美味い。
ネギの辛みと甘醤油でちょうどよい塩梅だ。
そこにビターな味のハイボールがよく合う。
せっかく中華なので、紹興酒にしようか迷ったが、ハイボールお替り。
なんとなくジョッキは入っているという量を優先してしまった。
今はグラスでちびちび飲むという気分ではない。
続いて、広東腸詰揚げ(520円)。
中華といえば腸詰だね。
パクチー、ラー油、ネギが薬味として乗っている。
勝手にサラミのようなものを想像して口にしたら、これまた全然違った。
似て非なるもの。これはこれで美味い。
硬そうに見えて歯ごたえは柔らかく、ネギと一緒に食べると良きつまみになる。
これはやっぱりハイボールで正解だ。
周りを見回すと子連れの家族がかなりいる。
こうして休日の昼に一人で出かけて、酒を飲んでいると色々なことから解放されている実感が湧く。
昼飲みの良いところって、夜にはない解放感。だからやめられない。
ハイボール2杯、おつまみ2品で2,277円。
ごちそうさまでした。
2019年12月訪問
鮮藍坊(シェンランフォン)
神奈川県川崎市多摩区登戸3467-1 橘ビル2F
https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140506/14007147/
<この記事の動画はこちら>
https://youtu.be/9HGuCXsOV2E