天下一品のサイドメニューをつまみに飲む！3回目の訪問でこってり中毒に。

3回目の天下一品に行ってきた。
コアなファンが多い天下一品だが、僕は2回目まではこってりの良さがピンとこなかった。

だけどなんだか気になる存在。
通い詰めるコアなファンがいるということは何かある。

その想いが、急に頭の中に沸き上がり、池尻大橋で途中下車。
三軒茶屋方面へ歩いて7～8分。

あの赤い提灯が見えてきた。
ここに来るのは2回目だ。

まずはメニューを確認。
今日は天下一品で飲みから〆まですべてを完結させる予定。

なので、まずは一品つまみと酒をオーダー。
ラーメン屋さんなので、そこまでおつまみのメニューは多くないが、その中で工夫して
飲むのがまた楽しいのだ。

おつまみのボリューム感が分からないので、まずははいからセット。
こういう時は、ちょい飲みセットを注文して、どんな感じのおつまみなのか確認するのが無難。
そこで、はいからセット(560円)を注文。

ほどなくしてハイボールが到着。なみなみではないのが少し残念。
やはりジョッキはなみなみ注いでもらって、初めてジョッキに入れた良さが出る。

仕事終わりの一杯をぐびぐび。
セットの唐揚げが出てくるまでには飲み終わる。

ちょうどハイボールを飲み終わったころに、入れ違いではいからセットの唐揚げが到着。
メニューには2個と書いてあったけど、3個入っている。
おそらく小さめの唐揚げが入っていたので、3個入れてくれたのだろう。

口に頬張ると、熱々でジューシーとは言えないが、かりっとしていて噛み応えがある。
つまみに食べるにはちょうど良い感じ。

僕は噛み応えのあるものと一緒に酒を飲むのが好きなのだ。

唐揚げには生ビール(490円)。
こちらはなみなみと注がれていて、カウンターの上から受け取る時に少量をこぼしてしまう。
これは慎重に受け取らないと。

そしてもう一品、タコキムチ(390円)。

タコがキムチで和えてあるものを勝手に想像していたのだが、タコそのものがキムチに
なっているとは思わなかった。
しかし、これが美味かった。

口に入れるとタコのしんなりと柔らかい噛み応えに、甘辛い味付け。
噛んでいるとじんわりとくる辛さで、これが後から効いてくる。

こめかみあたりにじんわりと汗をかきそうな、体の芯に来る辛さ。
ここにキンキンに冷えた生ビールがよく合う。

ハイボールと比べて生ビールはジョッキもキンキンに冷えており、非常に美味し！

何かもう一品くらいつまみが欲しい。
天下一品のコロッケは美味いと聞いたことがあり、頼みたいけどメニューには載っていない。

ためしに店員さんに聞いてみると、コロッケ単品(200円)は頼めるらしい。

コロッケのソースが中濃ではなく、ウスターソースというのがいい。
さらっとソースをかけていただくと、中は熱々でとろとろのジャガイモ。

ジャガイモの歯ごたえが残っている、肉屋のコロッケというよりは、トロトロの市販のコロッケに近い食感。
でも冷凍食品のようなチープな感じではなく、甘くてしっかりと美味しい。

コロッケをつまみながら、生ビールを3杯。
周りを見ると飲むというよりは、食べに来ている人が多いよう。
なんとなく、いつまでも飲んでちゃだめそうな気がして、こってりを注文。

3回目のこってり並(790円)。
麺をスープから救い上げると、スープが絡まって麺が重い。
地球の重力プラスこってりの重力。

持ち上げると真っすぐに伸びるストレート麺。
スープに負けず切れないのがこってり仕様の麺なのだろう。

麺をすすると3回目も変わらないこってりの味。
だけど、今までと違うのは、天下一品のこってりの理解度。

なぜ今までこってりがいまいちピンと来ていなかったのかというと、こってりと言えば、
横浜家系や豚骨などの、こってりを想像していたから。
今回3回目の訪問にして、こってりの味のイメージが出来ていたので、違和感なく、
天下一品のこってり味を楽しめたように思う。

店員さんにお願いして、からしにんにくをもらって少し入れてみる。
こってりの味が強いので、少量では全然認識できない。

だけど美味しい。
今回初めてちゃんと美味しいと感じられた。

スープは鶏のポタージュのようなで、まったく脂っこくなく、すべて飲み干した。
色々な調味料を入れて、自分好みの味を作るには、まだ訪問回数が足らないようにも思うけど、
今回はしっかりと天下一品を楽しめた。

会計は全部で3,400円。
酒は少々飲みたいない感じもしたけど、美味しかった。

※2022年1月訪問

＜この時の動画はこちらから＞
https://youtu.be/aEjYcyov_rw