天ぷらと焼肉で酒を飲み、東急百貨店にお手洗いを拝借しにやってきた。
TENPURA、YAKINIKUとくれば、当然次はSUSHIだろう。
ということで、いつも並んでいる「北陸金沢 まわる寿し もりもり寿し たまプラーザ店」へ。
焼肉を食べに行く前にここへ来て、予約を取ってから焼肉「雷音」へ行ったのだ。
休日といえど限られた一人の時間、すべて用意周到に計算をして動きたい。
おすすめメニューには、チェーンの回転寿司ではなかなかお目にかかれないネタがある。
家族で行くなら安い回転寿司はうれしいが、大人一人で回るなら、こういう回転寿司がいい。
軍艦、握りなども充実しており、けっこうリーズナブルなので、いつも並んでいるのがうなずける。
丼物や盛り合わせも充実している。
寿司ネタは選びながら頼みたいが、パッと昼ご飯に食べるには盛り合わせが良いだろう。
刺身で一杯飲めるのもいい。
ここはあれだ、夜に来て飲んで帰るのがいいのかもしれない。
生ビール(480円)を注文。
寿司屋で飲む生ビールというのは、居酒屋とも焼肉屋のそれとも違う。
酢飯と生魚が香る店内。
生ビールは飲む環境によって味が違う、そう思う。
金沢名物のどぐろ3点盛り(850円)を注文。
のどぐろという名は聞いたことあるが、食べるのは今回が初めて。
だって高いんだもの。
3点盛りで850円はまだ安いのではないだろうか。
値段のことばかりで恐縮だが、のどぐろ=高級魚という印象しか今のところないのだ。
3点盛りは刺身、漬け、炙り塩の3貫。
見た目の艶やかさからも脂がしっかり乗っていそう。
まずは刺身から口に入れる。
脂の旨味に噛もうとするとトロっと溶けて、すぐにシャリの感触を舌で感じる。
舌に残るのどぐろの旨味、これは旨い!
見た目から脂の乗った鯛のようなイメージでいたけど、全く異なり、旨味ととろける脂の感触を感じられる。
漬けも漬かっている塩気と、噛めば噛むほどに甘みを感じる。
のどぐろ人気なわけをここで初めて確認した。
何かさっぱりしたものをと、わさびなす(120円)を注文。
野菜の漬物の寿司ってけっこう好き。
けっこうしっかりと漬かった茄子の漬物に、ツンとくるわさびの香り。
酢飯の甘酸っぱさを相まって最高に旨い。
塩味と野菜の食感と酢飯、刺身の寿司も美味いが、漬物の寿司も美味いのよ。
ほたるいか3点盛り(360円)も追加。
パリッとした海苔の食感に、ぐにぐにとしたホタルイカの食感のコントラストがいい。
これはたしかに握りより軍艦だ。
ホタルイカを食べていると、酒が欲しくなる。
いも焼酎のさつま司(480円)を注文。
日本酒と迷うところだが、まだ明るい時間帯なのでやめておく。
そもそも買い物に来たつもりなので、この辺にしておかないと。
さつま司はコンビニでもよく見るメジャーな芋焼酎。
すっきりとした芋の香りがいい。
芋焼酎を飲みながら食べる寿司も悪くない。
透明のお酒を明るい時間から飲むというのは、なんとなく背徳感というか解放感を感じる。
透明なお酒は夜から飲むもの、なんだかそういう意識が頭の中にあるようだ。
ほたるいかの軍艦3貫を平らげ、最後は茄子の寿司でサッパリと〆る。
会計は2,519円
のどぐろは旨い!
ただただそのことだけが頭に残った。
2020年02月訪問
北陸金沢 まわる寿し もりもり寿し たまプラーザ店
神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-7 東急百貨店 たまプラーザ店 5F
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140201/14064753/
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