三軒茶屋で2軒飲み歩き、〆のラーメンなんかを食べようか。
けっこう飲み食いしてきたので、軽く済ませたい。
久しぶりに「陳麻家」へ行ってみるか。
ここの陳麻飯が痺れるんだ。
とにかくすごい、山椒の痺れが半端じゃない。
でもたまに食べたくなるクセになる味。
店内は町中華のような、異国中国のような雰囲気。
三軒茶屋って、おしゃれな街のイメージだけど、実はけっこう古めかしい店が多い。
酒のメニューは炭酸系と紹興酒。
腰を据えて飲む感じの店ではない。
あくまでも飯屋だ。
一品料理はかなり豊富だ。
しかもけっこう安いので、軽く飲んでごはんを食べるのにちょうどいい。
〆のごはんを食べに来たのだが、ちょっと一杯。
ドラゴンハイボール(380円)を注文。
ドラゴンハイボールとは、紹興酒のハイボール。
これが旨い。
紹興酒はそのまま飲んでも好きだが、炭酸で割ってハイボールにすると、また違った味わいがある。
半々セット(880円)の半担々麺を注文。
食べて飲んで来たので、半々がちょうどいい。
セットの半陳麻飯。
四川風マーボー飯のような感じだが、これの山椒が効きすぎていて痺れるんだ。
そう思うならよせば良いのに、どうも病みつきになるようで、たまに食べたくなる。
まずは担々麵をすする。
ピリ辛で麺は少々硬め。ピリッとした辛みにゴマの風味、山椒の刺激もあり美味し。
食べ進めるにしたがって、徐々に徐々に山椒のしびれがやってくる。
そこに陳麻飯をかき込む。
辛子の辛さに山椒の刺激が舌を襲う。
そこに担々麵をすすると、担々麺がやけに甘く感じるくらいだ。
吹き出る汗、痺れる舌、なのに病みつきになってくる。
徐々に舌の感覚が痺れしか感じなくなってくる。
美味いのだが、僕には刺激が強すぎるようだ。
ほぼ食べ終わるころには、舌が痺れて味がよくわからなくなってくる。
これは山椒の刺激が好きな方にはたまらないだろう。
僕は唐辛子の辛さには多少強い方だが、山椒の痺れにはめっぽう弱い。
だから半々セットがちょうどいい。
額には汗をかき、舌は痺れてよだれが止まらない。
会計は1,260円。
舌が痺れる。
でもまた来るんだろうな。これで4回目だから。
2020年08月訪問
陳麻家 三軒茶屋店
東京都世田谷区三軒茶屋2-13-22
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13126845/
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