武蔵新城のかとりやで一杯やって、こちらの「遠州」へやってきた。
ここも武蔵新城では人気店で、店の前を通るだけで焼鳥の焼ける良い香りがする。
すでに串焼きは食べてきたものの、この店の前を通って素通りするわけにも行かず、座れそうか店の中を覗き込む。
ここはいつも満席状態で、大体一杯飲んでから来ようとすると、入れたためしがない。
しかし、この日はカウンター席の一番端っこが空いている。
すかさず入店。今日はついている。
カウンター席に腰を下ろすと、隣の男性にじろりと目を向けられる。
なぜかこう、人を見る人っているよな。
目の前では焼き鳥を焼く煙がもうもうと立ち上がっており、店内にももやがかかっている。
まずはつまみメニューに目と通す。
焼鳥の店なので、焼鳥を頼もうか。
そう思っていると、焼鳥は数十分時間がかかると、店員さんから声を掛けられる。
数十分はちょっと迷うな・・
焼き鳥の他にも一品料理はけっこうあるし、肉の刺身なんかもおいてある。
酒はビール、サワーなどがメインか。
50円で濃い目ができるを、明示されているのは分かりやすい。
付き出しが、キャベツの漬物。
さっき行ったかとりやもそうだった。新城の文化なのだろうか。
あとで計算してみたら、こちらは無料だった。
チューハイ(390円)を注文。
日本酒を飲んで来たので、けっこう酔いが回っている。
ここはすっきりした酒がいい。
付き出しの漬物をつつきながら、チューハイを口に運ぶ。
白煙で煙った店内を見ていると、視界が定まらず、急激に酔いが回りそうな錯覚にとらわれる。
ハチノス刺し(490円)
薬味の生姜、にんにく、豆板醤の薬味がいい。
レモン、ネギがあるのもうれしい。
これは贅沢なハチノス刺しだ。
しかも490円。
一緒に付いてきたたれに、ニンニクなどの薬味を溶かし、ハチノスをひと口。
たれの旨味とハチノスのシコシコとした食感がいい。
胃袋の刺身はその味自体を味わうというより、こうして薬味を色々つけて食べるのが一番美味しいと思う。
レモンを絞ってさっぱりたべるのもいい。
ここでお新香(320円)がくる。
あれ?注文したっけ?
お腹けっこう一杯なんだけど・・・
まったく注文した覚えがない。
しかし、こういう時の僕はたいてい注文しているのだ。
お新香は6種類も付いている。
これはお腹がいっぱいじゃなければ、最高じゃないか。
しかし、残しはしない。
ハチノス刺しとお新香を平らげごちそうさまでした。
もう少し酒を飲みたいところだが、お腹いっぱいだ。
会計は1,320円。
安いし、一品料理が丁寧だった。
これは人気があるわけだ。
今度はまた焼き鳥を食べにこよう。
2019年11月訪問
遠州 駅前店
神奈川県川崎市中原区新城3丁目7-20 1F
https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140504/14013120/
<この記事の動画はこちら>
https://youtu.be/DJn_5XLG8w8