会社帰りにさくっとどこかで一杯やりたい。
でも良さそうな店はどこも満席、今から探すのも面倒だな。
そんな時に外れないのが鳥貴族。
いや、どこかの代わりというわけではなく、関東周辺であればどこの駅前にもあの黄色い看板があり、
安心して利用できるのが鳥貴族なのだ。
仕事帰りの居酒屋探しというのは楽しい反面、疲れていると面倒なこともある。
僕は美味しい店でも仕事の後は混んでいると入らないし、うるさいのはちょっと疲れる。
これが休日だったら全然良いんだけどな。。
鳥貴族は割と都内ならどこにでもあり、すべてが税込み327円という明朗会計。
無難に美味しいのが好き。
それゆえに学生など若い方が多く賑やかなことが多いお店。
仕事の後はうるさいのが疲れる、と書きましたが、うるさくても距離感があるのがいい。
また、若い人のうるささと飲み屋のおっさんの笑い声の質は違う。
自分も40歳中盤のおっさんなのではっきり言うが、おっさんの大声や笑い声はけっこう耳にまとわりつくのだ。
楽しんでいるのは自由だし悪いとは言わないが、一人飲みを静かに楽しみたい僕にとってみると、
まだ距離感があって若い方の騒ぎ方の方がまし。
ということで、仕切りがあってカウンター席が広い、鳥貴族というのは、駅を降りてすぐ見つかりやすく、
サクッと飲むのにちょうど良いお店なのだ。
この日は平日の夜でも結構混んでおり、カウンター席の空きはひとつ。
ぎりぎり入れた。
まずはプレミアムモルツ。
最初の一杯は金麦のメガジョッキではなく、ビールを飲みたい。
仕事終わりに口に運ぶ最初の一口が最高だ。
タッチパネルのメニューを確認。
最初はさくっと出てくるメニューにしようかと思ったけど、鳥貴族の場合は全品同じ値段。
ボリューム感も一品一品がそれなりにあるので、突き出し感覚でスピードメニューを頼んでしまうと、
それだけで腹がたまってしまう。
普通の居酒屋感覚で頼むとペース配分がおかしくなるので注意が必要だ。
ということで、まずは「ふんわり山芋の鉄板焼き」。
これが気になっていた。
以前山芋を焼いた串を食べた時に美味しかったので、これが外れることはない。
ふんわりとした山芋が熱々に焼けていて、スプーンですくうと柔らかい。
熱々で山芋の甘みが口に広がって、これは美味しだ!
マヨネーズの酸味がまた山芋の甘みと旨味を引き立てる。
マヨネーズが山芋に合うとは思わなんだ。。
はふはふと味わっていると、「とり天 梅肉ソース添え」が到着。
僕は鳥貴族では必ずこれを頼む。
続いてメガハイボールも到着。
一気に頼むと一気に頼んだメニューがくるのでじゃっかん動揺する。
どのメニューにどのくらいの時間がかかるのか読めないので、時々こういうことが起こる。
そこにほどなくして、「手羽先塩」も登場。
これにて今日のおつまみはすべてそろった。
やっぱり鳥貴族に来たらすべて焼き物で決めたいものだ。
手羽先塩は炭火で焼いてある感じではないが、表面はカリっと中はジューシー。
無難に美味い。
とり天は梅肉ソースが甘酸っぱくて、これが大好き。
とり天を食べていなかったら、鳥貴族にリピートすることがなかったかもしれない。
と言っても過言でないくらい、僕にとっては看板メニューなのだ。
さくっと揚がったとり天に梅肉ソースはやっぱり美味い。
ふんわり山芋の鉄板焼きがけっこうボリュームあって、ハイボールが進む。
2杯目のメガハイボールをお替り。
隣の若い学生風のカップルの会話に耳を傾けながら酒を飲んでいると、社会人生活で灰色になった
心が洗われていくような気分になる。
こんなこと思いたくはないけど、若いっていいな、と感じてしまう。
おっさんのがやがやした雰囲気も居酒屋にきた!って感じで嫌いではないのだが、
平日の仕事帰りのさく飲みは、少し違う雰囲気でリフレッシュしたい時もある。
この日の会計はつまみ3品と3杯で1,962円。
ごちそうさまでした。
この後、日高屋に〆を食べに。。
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※2022年1月訪問
鳥貴族 三軒茶屋店
東京都世田谷区三軒茶屋1-37-3 山本ビル2F
https://www.torikizoku.co.jp/
<この記事の動画はこちら>
https://youtu.be/3zHY2vvdI18