ある日の夕方、今日は休肝日なので、車を飛ばしてラーメンを食べに来た。
ひさしぶりの「大桜」だ。
大桜は向ヶ丘遊園店によく行っていたが、最近足が遠のいていた。
車で走っていると、たまに看板を見かけるのだが、駅から歩いて行ける距離にないのが難点。
向ヶ丘遊園店は、僕の行動範囲で唯一、歩いて行けるところなので、酒飲んだ帰りに利用させてもらっていた。

この日に来たのは平店。
溝の口方面から、車で大体15分程度だろうか。
記事のタイトルは分かりやすく、溝の口としてあるが、かなり駅からは離れている。
川崎市バスが走っているので、どうしても来たければバスでも来れる。

大桜
大桜

駐車場に車を止めていざ入店。
この店舗は以前一度だけ来たことあるが、店内が広く、テーブル席もあるので、家族で利用しやすい。
ただ、我が家はこってりした家系ラーメンを、妻も子供も好まないので、家族で利用することはない。

酒も飲まず、こってりも食さず、僕の好みとはド反対な家族なのだ。
まあ、飲み食いなんてのは、一人が気楽でちょうどいい。

薬味は豆板醤、ニンニク
薬味は豆板醤、ニンニク、お酢

店内には先客が数組。
18時台だが、けっこう空いている。

まずは卓上の薬味をチェック。
ニンニク、豆板醬、お酢がある。
家系ラーメンの店では、味変をしたいので、すぐに薬味を確認する癖がついている。

ラーメン(870円)を注文。
海苔が4枚に、ホウレンソウ、大きな肉厚のチャーシューが乗っている。

らーめん
ラーメン

半ライス(130円)も注文。
素面で食べる家系ラーメンには、ライスは必須だ。

ライス
ライス

麺は中太麵で、じゃっかん縮れている。
よくある家系のストレートで短めの麺とは少し違う。

まずは麺をひとすすり。
硬めの麺に、醤油豚骨スープがよく絡んで美味い。

中太麺
中太麺

スープは、家系ラーメンの醤油が強いタイプではなく、若干あっさり目の味付けだ。
マイルドな感じもあり、体調によっては、こういうタイプの方が食べやすい。

分かりやすく家系ラーメンと呼んでいるが、お店からしたら、横浜家系ラーメンではないのかもしれない。
お店のホームページにも店の看板にも、家系ラーメンとはうたっていない。

麺をすすり、追ってライスを頬張る。
このルーティンがいい。

1/3程度麺を食べたところで、ニンニク、豆板醤、お酢で味変。
最初からどばどばとニンニクを入れても良いのだが、一応素で味わってから味変するようにしている。

チャーシューは、脂身がしっかりついていて、肉厚で美味い。
ざく丼という、チャーシューの角切りが乗ったごはんがあるのだが、これも以前食べた時に美味かった。

スープに漬かった海苔ライス
スープに漬かった海苔ライス

スープに浸しておいた、海苔をごはんに乗せて、黒コショウをまぶす。
これが美味い。
スープの味に、しんなりとした海苔、コショウのピリッとした辛みがいい。

最近は、白いごはんは白いごはん、ごはんを汚さずに食べる子が増えているそうだ。
まさに息子もそうなのだが、白い飯は汚して食べてこそ美味いんだ。
それに反して、娘はごはんに汁物をぶっかけて食べるのが大好き。
まさに自分に似たのだろう。

無心で麺をすすり、ライス、スープを繰り返す。
ライスは普通でもよかったかな、と思ったが、家系ラーメンの場合は、このくらいがちょうどいい。
一時期欲張って後味悪かったことがあったので、食べる量には気を付けたいところだ。

会計は1,000円

酒を飲まない日の一人外食というのもまたいいもんだ。
酒を飲むときは、どうしても駅周辺になってしまうので、飲まずに車を飛ばして、色々なラーメン屋を巡っても楽しいかもしれない。

2023年08月訪問

ラーメン大桜 川崎平店
神奈川県川崎市宮前区平1-1-7
https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140507/14039815/