家族でたまプラーザに買い物に来た。
ちょうど昼時、どこで昼ごはんを食べようか。
駅前のたまプラーザテラスにフードコートもあるが、どこもファミリーで混んでいる。
自分一人ならフットワークよくいけるが、家族でいると入れる店も限られてくる。
子どもたちに何を食べたいか聞いても、なんでもいいと言う。
家族で昼時に出かけると、どこで昼ごはんを食べるか毎回迷う。
4人で食べるとなると予算も気になるし。
迷った末に、そういえばと思いだしたのが「北海道らーめん壱龍」。
駅前のイトーヨーカドー方面に向かって、徒歩約5分程度の場所にある。
土地勘がない人にとっては、ちょっと分かりにくい場所だろう。
もう5年以上前だったか、かなり昔に一度だけ来たことがある。
あれは飲んだ後だっただろうか、、覚えていない。
店内はカウンター席にテーブル席が3つ。
昼時ということもあり、待っているグループが一組。
子ども連れなので、あまり並びたくないと思ったが、一組程度ならと待つことに。
先に店内で食券を買っておく。
北海道ラーメンの店に来たら、必ず札幌味噌だ。
腹ペコだったので、味噌らーめん+角煮丼のセット(1,050円)にした。
妻と息子は札幌味噌(850円)、娘は数量限定の角煮カレー。
この黄色いちぢれ麺が大好き。
トロっと熱いミソスープに、卵麺がよく合う。
ちぢれ麺は噛むと、しっかりと麺の味が感じられるのがいい。
他の麺も味はあるんだろうけど、僕にとって一番分かりやすく、麺に味を感じるのはこの麺なのだ。
セットの角煮丼。
海苔とネギがかかっており、これは旨そうだ。
角煮は味付けがかなり濃く、ごはんがすすむ。
角煮の味付けというと、甘辛いイメージがあるが、こちらの角煮はかなり塩味が立っている。
これだけを食べるというよりは、ごはんありきの角煮のように感じる。
テーブルにある、ニンニクを入れてみようか。
ニンニクと一味唐辛子は札幌味噌には必須だ。
最初は何も入れずに食べ、少し食べたらにんにくを入れる。
一度に二度おいしいとはこのことである。
ラーメンに入っているチャーシューは、厚みがあり、食べてみると角煮と同じ味付けだ。
ラーメンに入れるには少し味付けがしょっぱいようにも感じる。
とろっとしたスープはかなり味が濃く、麺もさることながら、ライスが必須の味だ。
この店は、全体的にすべて塩味が強い味付けなのだろう。
ストレートに表現するなら、僕にとっては少々しょっぱいと感じた。
前回食べた時は、そういう印象はなかった気がするんだけどな。
娘が頼んだ角煮カレー(500円)。
丼一杯のカレーに突き刺さったレンゲが印象的だ。
少し分けてもらったが、これがカレーと言って良いのか分からない味がした。
角煮を煮込んだだし汁が入っているみたいだが、カレーよりだし汁の味が勝ってしまい、カレーの風味をほとんど感じることが出来ない。
これはこういう物なのかもしれないが、カレーだと思って食べると、まったく異なるものになっている。
好き嫌いが別れる味かな、と思った。
麺を平らげ、ライスをスープで楽しむ。
北海道らーめんはライスをすこぶるよく合う。
ちょっとしょっぱいな、と感じながらもほとんどスープは飲み干してしまった。
やっぱり美味いな、北海道らーめんは。
食べ終わった後、アイスクリームが食べたくなった。
2023年03月訪問
北海道らーめん 壱龍
神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-4-1 たまぷらーざビル 1F
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140201/14041145/