1軒飲んで、溝の口西口商店街のはずれの「炭火やきとんたまい」へ。
ここはたまいグループの中でも唯一の焼きとんの店だ。
たまいグループといえば焼鳥の店が多く、店名も似ているのだが、焼きとんは分かりやすい。
溝の口は空いているテナントがあると、すぐさま「たまい」ができる印象があり、コンセプトを分かりやすく
変えていかないと、そろそろどこの店が何なのかよくわからなくなりそうだ。
特に焼鳥系の店は店名の判別がつきにくい。
![炭火やきとんたまいへ](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/04/焼きとんたまい01.jpg)
店内を覗くと、カウンター席が運よく一席空いていた。
この店舗は入口は狭いが、奥行きがあり、テーブル席も多いので、満席っぽく見せても
意外と入れることが多い。
先客にはスーツを着たサラリーマンがちらほら。
飲みにケーションなのか仕事の話で盛り上がっている。
メニューに目を通すと、焼きとん以外はおでんなど、たまいグループのメニューだ。
![おつまみメニュー](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/04/焼きとんたまい02.jpg)
おすすめを見ると、ホルモン焼きそばや牛スジカレーライスなどもあり、ちょっと心を惹かれる。
居酒屋でご飯ものを食べることは、ゼロに等しいがカレーライスとは美味しそうだなと思う。
ランチをやっていて、仕事中であれば是非食べてみたい。
そんなことを考えながら、最初の注文を手書きで書く。
手書きで書くと各メニュー10円引きはたまいの文化だ。
![おすすめメニュー](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/04/焼きとんたまい03.jpg)
焼きとんといえば、ホッピー白(420円)。
ホッピーを最初に注ぐ瞬間は何回ホッピーを飲んでも楽しいものだ。
出された酒とつまみをただ食べるだけでなく、自分で注ぐというワンアクションが
楽しさというか、手持ち無沙汰解消になっているのだろう。
![ホッピー白](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/04/焼きとんたまい04.jpg)
1軒目のホッピーは胃に沁み込むようであり、2軒目のホッピーは酔いを加速する。
ホッピーは知らず知らずのうちに、酩酊の世界へといざなう案内役のようである。
![お通し](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/04/焼きとんたまい05.jpg)
お通しのポテトサラダ(300円)。
食べてみると、ただのポテトサラダではなく、何やら魚肉ソーセージのようなピンク色の
物体が入っている。
以前この店に来た時は、ふわふわのポテサラだったが、今回はまた一工夫されているようだ。
![もつ煮](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/04/焼きとんたまい06.jpg)
もつ煮(380円)を注文。
これがボリューム満点。こんなにボリュームあるとは思わず、色々頼んじゃったよ・・
味付けはいたってノーマルな居酒屋のもつ煮。
もつの臭みも普通に感じる一品だ。
もつは多少臭みがあっても僕は良いと思っている。
その方がもつを食べている実感が湧くではないか。
![ハムカツシングル](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/04/焼きとんたまい07.jpg)
ハムカツシングル(190円)。
これもボリューム満点。シングルではなく、ノーマルを頼むの2枚付いてくるのか。
一人飲みでなく、複数人数で来ている人にはちょうど良い量だろう。
背後のサラリーマンは営業マンと現場の人だろうか。
それぞれの役割で激しく議論している。
数字を追う営業と、仕事をこなす現場って、時として衝突するんだよね。
酒を飲んで白熱したビジネス議論もまた良いではないか。
![もつ煮を食らう](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/04/焼きとんたまい08.jpg)
もつ煮とハムカツ、これだけでもう十分なボリュームだ。
食べきれるだろうか、と一抹の不安すら感じるが、酒があれば大丈夫。
そんな矢先に串焼きが来た。
来たというか、最初に自分で注文したのだから必然ではある。
![かしら、コブクロ、しろ](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/04/焼きとんたまい09.jpg)
かしら、コブクロ、しろ(各100円)
100円でこのボリューム。
ボリューム、ボリューム、もうその量にしか意識が向かない。
食べ盛りの高校生や大学生くらいだったら大喜びだろう。
だけど、おじさんもう40代。
食べきれるだろうか。
![角ハイボール](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/04/焼きとんたまい10.jpg)
つまみに対して酒が足りない。
ということで、角ハイボール(150円)を追加。
角ハイで150円は安い!
![コブクロに玉ねぎ](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/04/焼きとんたまい11.jpg)
焼きとんはどれも食べ応えがあって、味噌をつけて食べると味変になって美味い。
安くてボリュームあって〆のメニューもあって、この1軒だけで十分だ。
この日の客層は、サラリーマンが多かったが、ここは学生さんとか若い人でも満足できるのではないだろうか。
若い人たちはチェーン店など分かりやすいところに行くかもしれないが、こういう店も安くて良いと思う。
ホッピー白、なかみ、角ハイボール、もつ煮込み、焼きとん3本、ハムカツで合計2,112円。
2020年3月訪問
炭火やきとん たまい
神奈川県川崎市高津区溝口2-7-18 KTビーンズ1F-A
https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140505/14013063/
<この記事の動画はこちら>
https://youtu.be/XTgK1rrynDI