海老名のビナウォーク2番館「なか屋」で一杯やって、すぐ並びの「沙らら(しゃらら)」へ移動。
サザンオールスターズのファンならすぐに分かる、店名はサザンの曲「シャ・ラ・ラ」かた取ったものであろう。
以前にビナウォークで飲んだ時、別のサザン系の居酒屋で飲んだが、そこの姉妹店だと思われる。
海老名なのにサザン?と思われる方もいるかもしれないが、僕もそのひとりである。
相模線に乗って、終点の茅ヶ崎まで行けるので、ギリギリ湘南というところなのだろうか。
まあ、そこは深く探求してもしょうがない。
16時開店、ハッピーアワーのようなので、迷わず入店。
最初の客のようで、店内貸し切り状態。
おすすめメニューのブラックボードが見やすい席に腰を下ろす。
サザンと言いつつ、店内は年季の入った柱で、古き良き大衆酒場といった雰囲気だ。
そこにサザンのBGMが流れている。
メニューをみると、いきなりメンバーの写真が入っている。
店主の方がそうとうファンなのだろう。
背景には「いとしのエリー」などサザンの名曲の名前が入っている。
なんとなくメニューが頭に入ってこない。
おすすめメニューに目を移す。
全体的に鶏肉、豚肉系のメニューが多いようだ。
目の前のブラックボードに目を移すと、こちらは鮮魚のメニュー。
メジナ、クロダイなど、なんとなく湘南の海が近いような気がしてくる。
ハッピーアワーの大青りんごサワー(300円)を注文。
お通し(300円)はごぼうをマヨネーズで和えたようなもの。
大ジョッキに重みを感じながら、青りんごサワーを口に運ぶ。
いつ飲んでも、若かりし頃に背伸びして居酒屋へ行き、初めて飲んだ味だ。
懐かしい。
お通しは、可もなく不可もなし。
何品か出てきて美味しければラッキー、無難でも何も思わない。
僕はお通しに関しては、良ければそう言う、それ以外の感想をとやかく言うつもりはない。
湘南を感じたいので、クロダイの刺身(680円)を注文。
クロダイは、茅ケ崎の海でも釣れると聞いたことがある。
わさびをちょんと乗せて、よく味わって食べる。
刺身はこういう白身の淡泊なのが好きだ。美味い。
しかしながら、酒が青りんごサワーとは。
ちょっと失敗したかな、と思いつつ、柑橘系は白身の魚に絞っても美味しいので、なんとなく納得してみる。
店内にはサザンが延々と流れている。
入店した時に流れていた「エロティカ・セブン」「シュラバ★ラ★バンバ」なんかは学生の頃よく聞いていた。
懐かしいな。
サザンのファンというわけでもないけど、好きよ。
いや、それがファンなのか。
サザンの曲ってやっぱりいいよね。
そんなことを思いながら、青りんごサワーを飲み干し、ごちそうさまでした。
会計は1,408円。
さて、このままもう1軒。
2020年03月訪問
紗らら
神奈川県海老名市中央1-8-1 ビナウォーク2番館 1F
https://tabelog.com/kanagawa/A1408/A140801/14004925/
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