黒い背景に赤い星、そこに「牛煮込みレモンサワー」「ほてい」の文字。
ほていちゃんが川崎にできて初めてその看板を見た時、入りたいという欲求を抑えきれなくなった。
何度も見てもパワーのある文字と暖簾。
街のどこにあっても、ほていちゃんの看板は目につく。
この間も渋谷を歩いていたら、黒い店を発見した。
ほていちゃんは昼から飲める、酒飲みのパワースポットだ。
12時の開店を待って即入店。
![ふれあい大衆酒場 ほていちゃん 京急川崎店](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/05/ほていちゃん1.jpg)
ほていちゃんに来たのは3回目。
まだ相変わらずきれいな店内だ。
立ち飲みスペースとテーブル席があるが、僕は毎回テーブル席へ。
PCを広げて、酒飲みながら何やらやっている方もいる。
次世代の居酒屋だ。
![店内はテーブル席と立ち飲みスペース](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/05/ほていちゃん2.jpg)
酒のメニューはサワーが中心で、マカ・スッポンサワーなど珍サワーもある。
マカ・スッポンは川崎と相性がいい。
![お酒のメニュー](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/05/ほていちゃん3.jpg)
グランドおつまみメニューは200~300円台のものが多い。
なまずフライなど、他店では見ないようなおつまみがあるのも魅力だ。
![おつまみメニュー](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/05/ほていちゃん5.jpg)
おすすめメニューには、その季節の食材を盛り込んでくれるのが、ほていちゃんの良いところ。
夏には鮎の唐揚げを食べた記憶もある。
訪問したのは秋だったので、きのこメニューがお勧めとなっており、中には珍しいラムの生ハムも。
![おすすめメニュー](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/05/ほていちゃん6.jpg)
まずはホッピーセット白(380円)。
ホッピー300円台はかなり安い。
![ホッピーセット白](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/05/ほていちゃん4.jpg)
キンキンに冷えたジョッキとホッピー。
三冷ではなく、氷は入っている。(氷なしと言えばそうしてくれそうな気はする)
僕は外で飲む時も、自分で注ぐのであれば、氷ありが好ましい。
かさ増しになるし、中身もお替りしやすい、何よりジョッキになみなみ注げる。
美味しさもあるけど、自分で注ぐホッピーには、エンターテインメント性も重視している。
ジョッキ半分くらいの焼酎にホッピーがほどよい濃さだ。
つまみは、まずはカマンベールチーズ(190円)を注文。
![カマンベールチーズ](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/05/ほていちゃん7.jpg)
さくっとした衣に、中は熱々のトロトロ。
カマンベールチーズの濃厚な旨味がいい。
このケチャップを付けて食べるのがポイント。
これは新しいカマンベールチーズの楽しみ方だ。
![中が熱々とろりで美味し](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/05/ほていちゃん8.jpg)
カマンベールにホッピーも進み、焼酎中(190円)を追加。
![焼酎中](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/05/ほていちゃん9.jpg)
焼酎中は最初の時よりも、明らかに量が多くなっている。
これはホッピー1本で中お替り2回いけそうだ。
先述したが、僕はジョッキになみなみ入れて飲むのが好きなので、店によっては中お替りは
1回で終わることの方が多い。
看板メニューの自慢の牛煮込み(380円)。
![自慢の牛煮込み](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/05/ほていちゃん10.jpg)
牛すじ、ハチノスなど牛肉以外の部分も入っているようだ。
プルプルのゼラチン質の食感、コリコリとした内臓系の食感、牛の美味しいところを、
余すところなく楽しめているように感じる。
この牛煮込みが本当に美味しい。
味付けも甘辛くて、これがまたホッピーに合うんだ。
![牛煮込みにホッピーがすすむ](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/05/ほていちゃん11.jpg)
にんにくバター炒め(100円)も注文。
こちらは免疫アップセールで100円とのこと。
そういえば、ほていちゃんは緊急事態宣言やまん防の中、通常営業で闘っていたようだ。
飲食店も厳しい中、こういうセールをしてくれるのが泣かせる。
![にんにくバター炒め](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/05/ほていちゃん12.jpg)
ニンニクは安定の美味しさ。
ほていちゃんにくると毎回注文する。
これが家に帰った後に、寝室の窓を全開にされる要因だとは、この時は考えもしない。
川崎に飲みに来たら、ホルモン、ニンニクは避けて通れない。
牛煮込みでホッピーが進み、焼酎中2回目のお替り。
![追加するほど増える焼酎中](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/05/ほていちゃん13.jpg)
焼酎の量がジョッキの半分を超え、明らかに増えている。
いや、たまたま氷が多いのか分からないが、ジョッキに対して焼酎の量は多めだ。
残りのホッピーを入れるも、ほんのり薄くホッピー色になっただけ。
味は、ホッピー風味の焼酎。
![昼からホッピーを飲み曖昧になる昼と夜の境界線](https://1nomi.com/wp-content/uploads/2022/05/ほていちゃん14.jpg)
昼からホッピーを飲み始めると、たいていその夜はふらふらになるのが常である。
徐々に頭がぼんやりとしてきて、気持ちが良くなる。
外は明るいのに、夜に飲み始めているような感覚。
昼と夜の境界線がぼやけてくる。
開店とほぼ同時に入店したのだが、どんどん客は増えてくる。
やっぱりほていちゃんは人気だ。
ホッピーを飲み干し、ごちそうさまでした。
ホッピー、中お替り2回、つまみ3品で、会計は1,570円。
また来たい、いや必ず来るだろうな。
2021年11月訪問
ふれあい大衆酒場 ほていちゃん 京急川崎店
神奈川県川崎市川崎区砂子1-2-21 萬創ビル 1F~4F
https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140501/14079757/
<この記事の動画はこちら>
https://youtu.be/GjuwoAWDYvc